山形県村山市「あんばい・いい家」入賞、克雪住宅。入賞作は実施を前提として審査されており、実施の場合は設計監理料の一部が市民に対して補助される。多雪地帯の悩みである除雪の負担を軽減し、「雪を景色にする」住宅。同時に環境負荷を削減し、エネルギー消費の低い豊かな生活ができる持続可能な住宅を目指す。また、戸建て住宅の中に閉じこもり完結するのではなく、生活の気配が周囲に緩やかににじみ出し、必要に応じて、周囲とつながりの持てる住宅を目指している。